公金の不適切な取り扱いについて

訴えの提起について(元職員の公金の不正な取り扱いに対する損害賠償請求)

令和2年10月9日

臨時議会において、し尿汲取り券の売上代金を着服横領するなどした元職員に対し、損害賠償請求の訴えを提起するにあたり、議会の議決を求め、可決された。

訴えの提起の主な内容

被告は本市職員であった平成17年から令和元年にかけて、し尿くみとり券の売上代金を度々着服横領するなどし、原告である本市に対して同着服金相当額の損害を与えた。

これにより、くみとり券処理業務において、令和元年度までに金5,324万3,577円の赤字が発生していることから、被告に対し、損害賠償請求として同額の支払を求めるものである。

参考資料

議案第1号(PDF)(PDF:88.8KB)

議案資料-1-1(PDF)(PDF:540.5KB)

議案資料-1-2(PDF)(PDF:66KB)

刑事事件に関する経過

詐欺罪による起訴処分について

元職員が在職中の令和元年度に担当者を装い、し尿汲取り券の売上金合計903,820円をだまし取ったとして、令和2年7月20日に詐欺罪で逮捕され、令和2年8月7日付け、詐欺罪で起訴された。

(人事異動により担当ではないのに、担当者を装ってし尿汲取り券販売所の2店舗から、令和元年5月上旬から令和元年8月上旬までの間の3回にわたって、現金をだまし取ったと考えられる)

業務上横領による不起訴処分について

令和元年 10 月3日付けで告訴した業務上横領罪で、元職員が令和2年8月11日に再逮捕となったものの、その後、令和2年9月1日付け、嫌疑不十分で不起訴処分となった。

泉南市し尿くみ取り券処理業務の改善に係る第三者委員会の報告書について

泉南市では、し尿くみ取り券に関する売上金の横領事件が発生したのち、令和元年12月27日に第三者委員会の立ち上げ、泉南市から独立した立場での、中立、公正で客観的な調査を依頼しました。

調査の内容としては、今後のくみ取り券のあり方や組織の管理体制等の検証及び再発防止に関する提言を行っていただくこととし、全6回の委員会の開催を経て、令和2年7月22日、最終報告書が泉南市長あてに提出されました。

その内容は下記のとおりです。

報告書(PDF:732.8KB)

資料1-くみ取り券の流れ(PDF:317.2KB)

資料2-くみ取り券の種類(PDF:465.1KB)

資料3-くみ取り券取券送付書(PDF:676.7KB)

資料4-府内市町村のくみ取り券の状況(PDF:712.1KB)

詐欺罪による元職員の逮捕を受けて

し尿くみとり券の売上代金をめぐる横領事案が発生したことを受けて泉南市では、当該職員を懲戒免職処分とし、令和元年10月2日付業務上横領罪での告訴状を泉南警察署長宛に提出しています。

その後、泉南警察署において、様々な方面から捜査が行われた結果、元職員に対して、昨日、詐欺罪での逮捕がなされたものです。

元職員が人事異動により担当を外れた平成31年4月1日以降にも、し尿くみとり券の売上代金の集金業務を装い、約90万円をだまし取った疑いがあり詐欺罪での逮捕となったものです。

今回の詐欺罪での逮捕となったことに関して、決してあってはならないことであり、残念でなりません。

市の長として、職員の管理監督が行き届いていなかったことを含め、改めて市民の皆さまにお詫びを申し上げます。

今後も、警察の捜査には引き続き全面的に協力し、全容の解明に全力で取組むとともに、全職員が一丸となって、再発の防止と信頼の回復に努めてまいります。

 

   令和2年7月21日

                          泉南市長 竹中 勇人

公金の不正な取り扱いについて

市長メッセージ

本市におきまして、くみとり券の販売に係る売上金の一部着服が、当時の担当職員によって行われていたという事実を確認したことから、当該職員に対して、9月30日付け懲戒免職処分の発令を行いました。

市民の皆さまからお預かりした大切な現金に関して、不適切な取扱いが職員において行われていたという事態は、大変重く責任を痛感しているところであり、市政を統括する長として心よりお詫びを申し上げます。

引続き全容の解明に向けて、その他においても不正がなかったかどうかの調査を全力で行うとともに、併せて本市から提出した告訴状に基づいて、泉南警察署における捜査も進めていただいていますので、全面的に協力してまいります。

また、再発防止に向け第三者委員会を設置し、くみとり券制度のあり方や組織の管理体制等について、しっかりと検証してまいります。

市民の皆さまには大変なご心配をおかけしておりますが、二度とこのような不祥事を起こさないよう、全職員が一丸となって再発防止に取組むことと、皆さまからの信頼の回復を一日でも早くできるよう全力を尽くしてまいります。

              令和元年10月

                                                                   泉南市長 竹中 勇人

経過

令和元年7月中旬

平成30年度決算の確認作業において、し尿くみとり業者への委託料に比べ、くみとり券の売上金額が少ないことに疑問を持った後任担当者が原因究明を行うが、明確な理由がわからなかった。

8月上旬

後任担当者が担当部長にその旨の報告をするとともに、後任担当者が前任担当者に業務の流れや内容の確認を行うも、前任担当者からくみとり券の売上金額が少ない明確な理由が示されなかった。

9月3日から9月4日

担当部長と後任担当者が改めて前任担当者に聞き取りを行ったところ、平成30年度において、50万円から100万円の現金着服の自白があった。

同日、その内容を市長に報告し、市長は詳細調査の指示を行った。

改めて人事担当が前任担当者に聞き取りを行ったところ、同様の自白があった。

9月4日から9月27日

その後の調査により、平成30年度において、販売所より受領した現金のうち、41万8,950円が入金されていない事実が確認されたため、その内容を前任担当者に示したところ、着服の事実を認めた。

9月30日

前任担当者に対して、懲戒免職処分の発令を行った。

職員の懲戒処分について

10月2日

泉南警察署長宛に告訴状の提出を行い、翌10月3日に受理された。

刑事告訴について

現在の状況

・告訴後の市の調査により、告訴の際に判明したケースと同様の事例が、その他にも複数確認されている。
・現在、警察の捜査に協力するため、市における調査により確認できた内容については、随時、情報提供を行っている。

今後の方針

・市においても引き続き調査を進めるとともに、確認できた内容を警察に情報提供していく。
・泉南市し尿くみとり券処理業務の改善に係る第三者委員会を設置するため、「泉南市附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について」を令和元年第4回泉南市議会定例会に提案の予定。

くみとり券に関する事業概要

くみとり券の流れ(PDF:451.8KB)

くみとり券について(PDF:635.9KB)

収入関係

1.市役所環境整備課の窓口で販売された場合

(1)市民の方は、くみとり券と引き換えに環境整備課の窓口で担当者に現金を渡す。

(2)担当者は、売り上げ金額を記録の上、環境整備課備え付けの手提げ金庫に売上代金を保管する。

(3)担当者は、業務終了後に会計課金庫に手提げ金庫を預け入れる。

(4)担当者は、3日分ないし4日分の売上代金を合計し、納付書とともに会計課に入金する。

2.市が市内の商店などにお願いしている委託販売所で販売された場合

(1)市は、販売所に受払簿に記録した枚数のくみとり券を預け、販売をお願いする。

(2)市民の方は、くみとり券と引き換えに販売所に現金を渡す。

(3)市は、定期的に販売所を訪問し、販売枚数と現金を照合した上で、売上代金を受領する。

(4)市は、受領した売上代金をその都度、納付書とともに会計課に入金する。

支出関係

1.委託販売所への手数料の支払い

(1)市は、販売代金に応じて、委託販売所に手数料を支払う。

2.くみとり業者への委託料の支払い

(1)業者は、各家庭でくみとりを行う際に、くみとり券と引換に作業を行う。

(2)業者は、各家庭より集めたくみとり券を1か月ごとにまとめて市に提出する。

(3)市は、業者から提出のあったくみとり券の枚数に応じて、業者に委託料を支払う。

お問い合わせ
秘書広報課
秘書広報係
〒590-0592大阪府泉南市樽井一丁目1番1号
電話番号:072-483-0002
ファックス番号:072-483-0325
e-mail:hisyo@city.sennan.lg.jp

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