泉南地域広域行政推進協議会

泉南地域の5市3町(岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町)においては、市町村の枠を超えた住民サービスの提供や事務の効率化を図るため、1980年に「泉南地域広域行政推進協議会」を設置し、約30年間にわたって地域における広域行政を推進してきました。

【位置】
本圏域は大阪府の南部に位置し、大阪都心からは25キロメートル~50キロメートル圏内、関西国際空港からは5キロメートル~20キロメートル圏内にあります。岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町の5市3町で構成される本圏域の面積は約323平方キロメートルで、大阪府全体の17.1%を占めており、その広がりは東西約34キロメートル、南北約25キロメートルにわたっています。

【地形】
地形については、大阪湾から内陸部にかけて臨海部、平野部、丘陵部、山間部の4つの地帯に大きく区分され、そのぞれ特色のある土地利用がなされています。また気候は温暖で雨量が少ない瀬戸内気候に属しています。

広域行政推進協議会の廃止と今後の広域連携について

本圏域では、すでに地域の実情に応じた個性と多様性のある連携のもと、広域連携が図られており、「泉南地域」という一定の圏域設定をした地域での共同処理をすべき事業は見出しにくいという結論にいたりました。

しかし、これは広域的な視点が泉南地域にとって不要というわけではなく、今後は広域行政圏計画に基づく一定の圏域設定をした連携に捉われない、つまりそれぞれの分野の実情に応じた組み合わせによって連携を図っていくことが重要であるということを示唆しています。

以上により、本協議会は一定の役割を終えたものとして現圏計画の終了年度である平成22年度末を持って廃止することになりました。今後は、新たな行政課題や国や大阪府が推進する権限移譲に対応していくため、従来の枠組みに捉われないそれぞれの分野の実情に応じた市町間での自主的な連携を図っていきます。

広域行政の現状と課題

国において、2008年に広域行政圏計画策定要綱とふるさと市町村圏推進要綱が廃止され、新たに非大都市圏に焦点をあてた、中心市と周辺市町村による定住自立圏構想が推進されています。

地方分権改革推進委員会の第二次勧告で「国はその本来果たすべき役割を重点的に担い、住民に身近な行政は、できる限り地域の総合的な行政主体である地方自治体に委ねる」こととされています。また、大阪府においても市町村が地域の実情に応じて自らの責任と判断で、住民に身近なサービスを提供できるよう、府内全市町村に特例市並みの権限を移譲することをめざしています。

このような状況のもと、広域行政圏施策は、今までの固定された広域行政圏という概念ではなく、地域の実情に応じた独創的で、柔軟な広域連携へ大きく方針を転換する時期となっています。

協議会の課題

3次にわたる広域行政圏計画を策定し、また毎年の広域イベントをを開催し、計画内容の目的達成に向けた活動を続けてきました。しかし、現在、近接した近隣市町間において既にさまざまな行政需要に応じた事務事業処理が広域的に進められており、また広域行政圏という概念に捉われない市町間で地域の実情に応じた広域連携へと大きく転換が図られていることから、本圏域では、固定された圏域での共同処理をすべき事業は見出しにくいものとなってきました。

このような状況の下で、今回の一連の国の方向転換による圏計画策定要綱の廃止によって、広域行政圏計画の策定を主目的とする本協議会は、その存続の根拠と広域的な連携のあり方を改めて考えるべき岐路を迎えています。

第3次泉南地域広域行政圏計画

(イラスト)第3次泉南地域広域行政圏計画

第3次計画では、2000年からの概ね10年間を計画期間とし、少子・高齢化、情報化、国際化に対応した圏域づくり、住民ニーズにこたえる圏域づくり当の課題を抱える中、圏域の将来像として豊かな自然環境や地域の風土に培われた歴史的環境・伝統を守り、育む圏域づくりをめざしています。

【第3次泉南地域広域行政圏計画】
1981年度に第1次泉南地域広域行政圏計画、平成2年度に第2次泉南地域広域行政圏計画を策定し、現在は、平成12年度に策定した第3次泉南地域広域行政圏計画に沿って圏域づくりを進めています。地方分権や広域行政の推進が求められる中で、多様化、高度化する行政需要への対応や住民参加のあり方などが問われています。

【第3次圏計画における圏域の将来像】
本圏域は、背景をなす和泉葛城山系の山々、前面に広がる大阪湾、そして大阪平野の豊かな田園地帯といった圏域を特徴づける恵まれた自然環境と古くからの歴史的遺産や伝統的文化に恵まれた土地です。また関西国際空港や広域交通機能を最大限に活用し、さまざまな交流を展開しうる可能性を秘めています。こうした豊かな自然環境や風土に培われた歴史的環境・伝統を守りはぐくむ圏域をめざします。
さらに関西国際空港のフロントエリアである本圏域では、圏域内の市町が広域的な連携を図りながら一体となって、国内外のさまざまな地域との経済的、文化的交流を通じ「臨空交流圏」の形成を目指します。

自然と歴史をはぐくみ、未来をひらく臨空交流圏”泉南”

  • 第1次泉南地域広域行政圏計画(策定年度:昭和56年度、計画期間:昭和56年度~平成2年度、圏域の将来像「自主・連携・参加で、快適さと活力あふれる泉南地域づくり」)
  • 第2次泉南地域広域行政圏計画(策定年度:平成2年度、計画期間:平成2年度~平成12年度、圏域の将来像「住み、働き、憩うトータル・ライフ・エリア”泉南”の創造」)
  • 2003年4月、協議会のHPを開設しました。
  • 2007年6月末をもって、協議会のHPを閉鎖しました。
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