整備の経過

泉南市・泉南市教育委員会では、史跡指定地における整備事業を1991年より着手、1995年より史跡海会寺跡広場として開放し、広く活用されています。

また、1997年には、隣接地に泉南市埋蔵文化財センターをもうけ、その一部を一般開放、1998年には埋蔵文化財センター特別展示室において重要文化財海会寺跡出土品を公開しています。

このように泉南市では、史跡海会寺跡広場と埋蔵文化財センターを歴史・文化ゾーンの核と位置づけ、その保存整備・活用事業を積極的におこなってきました。

史跡海会寺跡広場、泉南市埋蔵文化財センター、重要文化財海会寺跡出土品については下記のリンクをクリックしてご覧ください。

昭和56年(1981年)

事前発掘調査により,大規模な掘立柱建物跡群を確認

昭和58年(1983年)

海会寺跡調査指導委員会を設置.
内容究明のため,学術発掘調査(集落部分)を開始

昭和59年(1984年)

学術発掘調査(金堂・塔周辺)を継続

昭和60年(1985年)

学術発掘調査(講堂・回廊・整地層)を継続

昭和61年(1986年)

学術発掘調査(回廊・整地層・南門周辺)を継続

昭和62年(1987年)

「海会寺」報告書刊行
国史跡の指定を受ける

昭和63年(1988年)

国史跡指定1周年記念

律令の華ひらく泉南シンポジウムを開催

平成元年(1989年)

海会寺跡整備計画専門委員会を設置

平成2年(1990年)

海会寺跡整備基本構想を策定

平成3年(1991年)

史跡活用特別事業の採択を受け,海会寺跡整備事業に着手

平成4年(1992年)

整備事業を継続

平成5年(1993年)

整備事業を継続
集落部分の発掘調査をおこない,豪族の居館の全貌が明らかになる

平成6年(1994年)

整備事業を継続

平成7年(1995年)

発掘調査で出土した遺物のうち,302点が重要文化財に指定される.
史跡海会寺跡整備事業を完了.史跡海会寺跡広場として一般開放

平成9年(1997年)

泉南市埋蔵文化財センターを一部一般開放

平成10年(1998年)

埋蔵文化財センター特別展示室において常設展示を開始

この記事に関するお問い合わせ先

泉南市埋蔵文化財センター
〒590-0505大阪府泉南市信達大苗代374番地の4
電話番号:072-483-6789
ファックス番号:072-483-7306​​​​​​​
e-mail:maibun@city.sennan.lg.jp

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