泉南市働き方改革・女性活躍推進プロジェクトチーム
プロジェクトチームについて
社会環境の変化へ対応力がある行政運営、多様な人材が共に働き、魅力ある組織づくりを実現するために令和3年7月、泉南市働き方改革・女性活躍推進プロジェクトチームが発足しました。
泉南市について様々な角度から考え、そこから浮かびあがる問題に対する解決策を竹中市長へ提言しました。
提言資料はコチラ↓
泉南市の未来に向けた働き方改革・働きがい改革の第一歩(提言)(PDF:4.1MB) (PDFファイル: 4.1MB)
提言後、解決策の中から「時差勤務の拡充」と「男性育休100%へ向けた取り組み」の導入を検討することになりました。
プロジェクトチームの経過
20代~40代の性別も年齢も境遇も異なる非管理職員が7名集まり、プロジェクトチームは始動しました。副市長をアドバイザーに迎え、プロジェクトチームで議論したことを最終的に提言という形でまとめ、市長に報告することにしました。
メンバーは、まず、どうして泉南市で「働き方改革・女性活躍推進」に取り組むのか、その意義や目的を設定するところからスタートしました。
組織のこと、仕事のこと、働き方、素朴に思う「どうして?」を掘り下げる議論を重ねた結果、「改革」を近視眼的視点で考えるのではなく、時代や世の中の流れを包括的に捉える視点で考えることが必要だと気付きました。
魅力ある組織にするには何が必要か、泉南市で暮らす人たちの幸せにどう繋げるか。メンバーは毎日考え・悩みました。
「理想や夢物語で終わらない、具体的な提言をしよう」を合言葉に、プロジェクトは進んでいきました。
そして、社会経済環境の変化へ対応できる行政運営をするには、誰もが潜在能力を発揮し、活躍できる組織づくりを実現する必要があること、また、職員一人ひとりがより良い将来の展望を持ち、職場で生き生きと活躍し、市域へ広がっていくことが、泉南市版「働き方改革・女性活躍推進」の意義・目的である、と結論づけました。
介護や育児など職員に時間制約があっても能力を発揮できる職場に転換するためには、まず安心して働ける環境づくりをする「働き方改革」が必須でした。
しかし、時間外労働の短縮や休暇取得に注力しすぎると、逆に一部の職員の働く意欲を削ぐことに繋がりかねないと気づき、労働意欲を向上させるため「働きがい改革」との両輪で考えました。
また、自分たちメンバーが、行政運営の当事者であり、今後もその責務を果たしていくという覚悟を持った上で、非管理職でありながら、「経営者目線」で取り組みました。
本市の現状の分析に加え、他の行政機関や民間企業での取り組みを参考にしたり、職員へインタビューを実施したり、また、時代の流れ、市の組織風土など、様々な視点で議論を重ねました。
そして、業務改善、活躍支援、意識改革の3つを、改革の柱として掲げました。
業務改善、活躍支援、意思改革を相互に作用させれば、誰もが潜在能力を発揮できる組織を目指せるのではないか。そこで、本市の分析から浮かびあがった、特に解決すべき3つの問題点に着目しました。
これらの問題に対し、8つの解決策を提言しました。
これらの解決策は、すぐにわかりやすい効果がでる特効薬ではありません。
しかし、メンバーは市長提言で区切りとせず、今後は、できることから取り組み、そしてあらゆる機会を通じて改革を進めていきたいと考えています。
泉南市が先陣を切って改革に取り組む覚悟を示すことで、市役所が魅力ある組織になるだけでなく、泉南市で暮らす人々に良い影響をもたらし、市域全体・社会全体の希望の一歩になることを信じて、市長に提言させていただきました。
この記事に関するお問い合わせ先
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