学校給食基本方針

泉南市学校給食基本方針を策定しました

泉南市では、昭和50年9月から泉南市立学校給食センターにおいて完全給食の提供を開始し、長きにわたり児童に安全・安心な給食を提供することに努めてまいりました。しかし、建築後47年余りが経過している学校給食センターにおいては、施設・設備の老朽化が著しく、将来的には安全な給食提供ができなくなる可能性があります。そのため、泉南市教育委員会では、学校給食センターの今後の在り方について検討を重ねてきました。

令和3年3月策定の泉南市公共施設等個別施設計画（第1期）では、基本計画策定時に定めた方向性として「広域施設として機能維持、若しくは民間活用に向け、あらゆる可能性について検討します。」と定め、実施計画策定時に定めた第1期中の実施方針内容として「PFI事業方式を活用した建て替えなどを含め早急に検討し、その結果を実施する。」としています。

また、「令和3年度は給食提供方式について事業者ヒアリングと併せて可能性調査を実施し、実施方式を絞り込む。」としており、これらに基づき令和3年度において、今後の可能性を調査・検討しました。

令和4年2月の報告資料「泉南市における新たな学校給食提供方式の検討結果について」では、様々な角度から定量的・定性的に検討を行った結果、小学校給食については、現在の「センター方式」から「民間調理場活用（食缶デリバリー）方式」への変更を行い、令和7年8月1日から新たな方式での事業開始を目標とするとしています。

学校における給食は、児童の心身の健全な発達に資するものであり、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進」を図るうえでも重要な役割を果たすものであると言えます。

そのため今般、安全・安心な給食提供を進める上で必要な基本的な方針や運用面など、給食提供の実現を図るための「泉南市学校給食基本方針」を策定しました。

今後、この方針に基づき、より良い学校給食の実現を進めて参ります。

令和5年9月

泉南市教育委員会