広報せんなん1月号ハンワホームズ株式会社株式上場について

東京証券取引所 株式上場おめでとうございます

泉南市に本社を置く、ハンワホームズ株式会社さんが令和6年11月14日に株式会社東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに株式上場されました。

上場記念報告会で鶴社長に株式上場についてや泉南市へ想いをお話いただきました。

鶴社長と山本市長

(左:鶴社長 右:山本市長)

ハンワホームズを一言で言うと

若いメンバーが集まったチャレンジ精神あふれる企業です。

上場はどういった企業ができるのか

経営者がステークホルダーを見て事業をできるかです。お客さまだけではなく、地域社会や業界のことを視野に入れてどれだけ事業に積極的に関わることができるかが、大きなポイントです。

泉南市に期待することは

地方創生の可能性が本当の意味である「まち」と考えています。人口規模や関西国際空港がある立地、大阪市内までのアクセスの良さをふまえて、そういったモデルケースを全国に発信していける魅力がある「市」だと思っています。そのような市から生まれた企業として、空間づくりを通して関連人口を増やす取組ができたらと思っています。

泉南市との公民連携でやりたいことは

企業は発生したニーズに応えるというのが本来のあるべき姿だったと思います。私が強く思っているのは、民間企業や地域社会と一緒に需要を生み出し、需要により自然な形で行政と企業が連携し、事業化していくという流れをつくるというのが大切だと考えています。これまでは行政が生活水準を維持するためにインフラ整備やサービスなどを提供する立場でしたが、企業からも提案してニーズを生み、市に還元できるような公民連携をしていきたいと考えています。

取材中の鶴社長と山本市長

社長として大切なことは

大切にしていることは、諦めないこと、有言実行ですね。

仕事の中で最もやりがいを感じる瞬間は

屋外空間の特徴として、公に不特定多数の方が利用する空間なので、目に見える形で社会に貢献できるところにやりがいを感じます。

仕事をする上での信条は

仕事をするうえで考えていることは、造園・外構業界の前進があります。人口減少のなか、業界でパイ(注釈)を取り合う事は発展につながらないと考えていますので、独自の新分野を開拓し自社だけでなく業界全体の可能性を高めるような事に挑戦し続けています。

(注釈)パイ:規模の限られた市場の中で他社と競合して「(売上やシェアを)取るか取られるか」の状態であることを指す語

海外展開などは

屋外文化は海外に輸出できると考えており、そのためにダントツ日本一の外構業者になるため、さまざまなことに挑戦しています。
日本から少し俯瞰で見るとアジアは現在も人口増加と経済発展している数少ない市場です。日本の暮らしはヨーロッパの屋外文化が日本に伝わり、狭くて多湿な日本の居住空間に合わせ、暮らしやすく進化してきた歴史があり、機能的な住居環境、まちの安全性など非常に高水準で世界から評価されています。
アジアの国々が経済発展・成熟していくと、高水準の衣食住ニーズが生まれます。それを見越し、私たちは屋外空間のパートナー企業として、日本の住宅外構で培った設計・管理品質をボーダレスに超えて提供していきたいと考えています。
海外展開のために直近は、ダントツ日本一の外構業者を目指しています。

泉南市長や泉南市民へのメッセージ

前例にとらわれない、当社らしい経営を実践することにより、社会に新しい付加価値を提供してまいります。
ビジネスには地の利が大事だと思っており、一般的には泉南市は決して地の利があるとは言い切れない、地方都市の認識だと思います。
ただ私は、泉南市のポテンシャルは高いと感じています。理由としては、泉南市の本社から新大阪まで1時間30分要しますが、韓国には2時間、マレーシアは6時間、国内移動と同じくらいの感覚で世界にアクセスできるので、貿易業や国際交流を行う私たちには、地の利が凄くあるんです。
私たちの会社は前例にとらわれない、今までと違う視点、付加価値を提供することで、いろいろな可能性を広げてきました。泉南市の企業として、魅力提案をこれからも続けて行きたいと思っています。

インタビュー後の鶴社長と山本市長

報告会の様子

上場記念
鶴社長
山本市長
ハンワホームズ若手職員
ハンワホームズ若手職員2

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