消費生活センターからのお知らせ

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令和4年度泉南市における消費者相談の傾向

令和4年度の相談件数は339件でインターネット関係の相談が多数寄せられました。

「お試し価格」で購入するつもりで注文したら定期購入だった。という相談は老若男女問わず多い相談です。他にはSNSで友達登録をした人から投資話などの儲け話に誘われて始めてしまった。という相談があります。特にSNSの場合は犯人も匿名であることが多く、相手から一方的に連絡を絶たれてしまうと解決はできません。ご注意ください。商品の購入・サービスの契約に伴うトラブルや悪質商法の問題などの消費生活全般について困ったときや気になることがあれば消費生活センターご相談ください。

相談概要集計
相談内容別件数 2年度 3年度 4年度
運輸通信サービス 52 29 28
土地建物設備 10 14 12
金融保険サービス 29 32 35
教養娯楽品 8 38 28
商品一般 28 29 23
被服品 20 25 16
その他 184 195 197
合計 331 362 339
相談概要集計
年代別相談者 人数
10代 7
20代 30
30代 41
40代 58
50代 65
60才 67
70代 52
その他・不明 19
合計 339

スケートボード類での事故にご注意ください。

スケートボード類が関係する事故の情報が、医療機関から11年間で230件寄せられており、半数近い105件が骨折、92件が頭や顔に何らかのけがを負っていました。約4分の3に当たる173件が小学生の年代(6歳から12歳)で発生しています。

スケートボード類に限らず、遊びやスポーツには一定のけがを負うリスクがありますが、スケートボード類でどのようなけがが発生するか十分に知った上で、けがを最小限にする事前の準備が大切です。

事故防止のためのアドバイス

・遊ぶ前にはスケートボード類を点検・整備し、ヘルメットとプロテクターを着用して準備体操をしてから遊びましょう。

・禁止された場所や車・人通りの多い道路では滑走しないでください。路面の凹凸や傾斜、濡れ、障害物がない、平らで広い場所を選びましょう。

・保護者は、子どもと一緒に乗り方のルールなどを理解し、乗る際の装備・場所・時間等を子どもと決めましょう。特に幼い子どもが遊ぶ際はそばで見守りましょう

もしもの時に~「頭部外傷10か条の提言(第2班)」より~

意識障害が続いている又は急激に悪化する、手足が麻痺している、言葉障害がある、けいれん(ひきつけ)、嘔吐を何度も繰り返している、瞳の大きさが左右で違う、呼吸障害があるなど、重篤な症状がある場合は、周りの安全を確認し、周囲の助けを求めるなどして、ためらわずに救急車を呼んでください。

頭を打っていなくても、倒れた際の衝撃によって脳が大きく揺さぶられると脳の組織や血管が傷ついたり(脳損傷)、脳の活動に障害が出る脳震盪などを起こしている可能性があります。

脳震盪は繰り返していると、軽い衝撃だけでくらくらしたり、頭痛を起こしやすくなったりすることが知られており、歳を経てから、記憶力や判断力が悪くなる、怒りやすくなる、認知症のような症状を呈しやすくなるなど後遺症が出る可能性があることから注意が必要です。

意識を失っておらず、一見大丈夫そうに見えても、脳震盪が疑われる場合は、直ちに遊ぶことを止めて、一人で過ごすことは避けてください。

受診に困ったら

休日や夜間に子どもが病気やけがをした際、すぐに病院を受診すべきなのか、それとも翌朝まで様子を見ていいのかなど迷った場合は、子ども医療電話相談(#8000)も活用できます。

百貨店の名称をかたる偽通販サイトにご注意ください!

「SNS等で、百貨店の支店や免税店が閉店になること等を理由に、高級ブランド品を大幅な値引きで販売するという広告から、大手百貨店をかたる偽通販サイトに誘導されて商品を注文してしまった」というインターネット通販に関する相談が全国で発生しておりますので、ご注意ください。

考えられる事例

・SNS上の広告をきっかけに大手百貨店をかたった偽通販サイトに注文してしまった

・大幅な割引価格のブランド品を「代金引換」で注文したが偽通販サイトだった

・大手百貨店をかたった偽通販サイトに注文してしまい後日偽物が届いた

消費生活センターからのアドバイス

・百貨店が通販サイトで高級ブランド品を大幅な値引きで販売することは通常はありません。

・百貨店のロゴマークや名称が掲載された通販サイトでも偽通販サイトの可能性があります。商品を注文する前に販売サイトを隅々まで確認しましょう。

・代金引換で宅配業者に代金を支払って商品を受け取ってしまうと、後で商品が偽物だとわかっても宅配業者からの返金は困難です。

・不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、下記までお問い合わせください。

ワクチン接種に関するトラブルにご注意ください!!

新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されていますが、そのことに便乗して、保健所、保健センターや市役所など行政機関をかたった、なりすましが全国で発生しておりますので、ご注意ください。

考えられる事例

・保健所を名乗る者から「5千円を支払えば、優先的にワクチンが接種できる。」といった内容の電話がかかってきた。

・保健所を名乗る者から「ワクチン接種には、一時金の支払いが必要です。後日、全額返金されますので、今すぐ振り込んでください。」と言われた。

・市役所のワクチン業務の担当職員を名乗る者から、「ワクチン接種の業務について、家族構成を確認しております。教えてください。」といった電話がかかってきた。

・NPO法人のような公的機関を名乗る者から「ワクチン接種についての最新情報を、申込者だけに送らせていただいていますので、メールアドレスか住所を教えてください。」と電話があった。

消費生活センターからのアドバイス

ワクチン接種は無料 です。お金の話が出たら、すぐに電話を切ってください。

・ワクチン接種に関して、 市役所などの行政機関が電話やメールで個人情報を求めることは絶対にありません

・電話の場合はすぐに切ってください。メールの場合は絶対に返信などをしないでください。

・不審な電話やメールで困ったとき、何か心配なときは下記までお問い合わせください。

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター

電話番号:0120-761-770(午前9時から午後9時)

泉南市消費生活センター

電話番号:072-447-8099(平日:午前10時から正午、午後1時から午後4時まで)

消費者ホットライン

電話番号:188

泉南市新型コロナのワクチン接種について

新型コロナウイルス感染拡大防止対策に便乗した悪質商法にご注意ください

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、国や市町村から様々な政策が発表されております。それに便乗した悪質商法により被害に遭う可能性が高くなることが予想されます。

例1、公的機関の職員を名乗り「新型コロナウイルス感染症関連の給付金について、対象になる。受け取るためにATMで操作をしてほしい」と言われた。

ATMでは給付金や還付金は受け取れません。絶対に相手にしないでください。

例2.公的機関から「新型コロナウイルス感染症に関するアンケート」が届き、クレジットカードの番号を入力する欄があった。

→現在、厚生労働省がLINEアプリでアンケートを行っていますが、 クレジットカードの番号や貯金額や住所や氏名等」個人情報を聞くことはありません。 そのような個人情報を答えさせるようなメッセージは詐欺の可能性が高いです。 絶対に答えないでください。

例3、自宅にマスクが代金引換で送付されてきた。

国からの「1住所あたり2枚配布される布製マスク」は無料で届きます。代金引換で送付されてきた身に覚えのないマスクについては、受け取らないでください。

上記以外にも、今後、さまざまな手口が発生する可能性があります。何かおかしいなや不安だなと思うことが少しでもあればご相談ください。

新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意ください

新型コロナウイルスの感染拡大により「不要不急の外出」を控えるよう発表されており、今後、在宅時間が増えることで被害に遭う可能性が高くなることが予想されます。

例1、市から依頼されて無料点検に来たと訪問してきた業者に「下水道や下水管に新型コロナウイルスが存在し、下水管が汚染されている。除去作業には費用が必要」と言われた。

現在、除去作業が必要な量の新型コロナウイルスが下水管を通っているという事実は確認されておりません。 また、市でも上記の内容を依頼している業者はありません。そのような勧誘があった場合は、 きっぱりと断ってください。

例2.「マスクを無料送付する」や「マスクの送付確認」などマスクに関することや「新型コロナウイルスの最新情報」という内容でURL付きのメッセージが届いた。

→URLをクリックさせ、偽サイトに誘導し、個人情報やパスワードなど重要な情報が盗まれる可能性があります。 絶対にURLをクリックしないでください。 また、親切心で転送することも被害を拡大させる可能性があります。 絶対に家族や友人等に転送しないでください。

例3、市役所などの官公庁の職員から「定額金を支払えば、毎月マスクを届ける制度がある」という電話がかかってきた。

きっぱりと断ってください。

例4.注文していないマスクが代金引換で送り付けられてきた。

→マスク転売が禁止になったことにより発生する可能性が高くなります。 マスクの品質や衛生面に保証がないものもありますので、身に覚えのない宅配便は受け取り拒否してください。

例5.親族から「今度マスクを送るから、先に代金をコンビニで支払ってほしい」という電話がかかってきた。

→親族を騙る詐欺の電話の可能性が高いです。 必ず、今電話帳などに登録されている連絡先に連絡して確認してください。

上記以外にも、今後、さまざまな手口が発生する可能性があります。何かおかしいなや不安だなと思うことが少しでもあればご相談ください。

新型コロナウイルス感染症の拡大に対する際に消費者としてご注意いただきたいこと

1.有料イベントに参加予定の方や、旅行をキャンセルしようと考えている方におかれましては返金の取扱いなどを主催者に確認するようにしましょう。

・個々のケース返金等の取扱いは異なります。自らキャンセルする場合を含め、主催者に確認してください。

2.マスク等が風邪や感染症の疑いがある方に届くよう、必要以上に買い占めをせず、冷静な対応をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課
商工労働係
〒590-0592大阪府泉南市樽井一丁目1番1号
電話番号:072-483-8191
ファックス番号:072-483-0206
e-mail:sinkou@city.sennan.lg.jp

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