信達神社のナギ(しんだちじんじゃのなぎ)

(写真)信達神社(しんだちじんじゃ)のナギの木

信達神社のナギは神社本殿(ほんでん)の前方東側に立っています。幹(みき)はまっすぐ伸び、樹高は19.5メートル、幹の周り2.5メートル、根の周り2.9メートルにも達する巨樹(きょじゅ)です。ナギは暖地性(だんちせい)の常緑針葉高木(じょうりょくしんようこうぼく)で、なかでも信達神社のナギは、大阪府内では最大のものです。
ナギは一般にご神木として神社に植えられることが多く、特に紀州では熊野権現(くまのごんげん)にちなんで権現という社名の神社に植えられたと言われています。信達神社は江戸時代に「金熊寺権現」(きんゆうじごんげん)と称されていたことから、このナギの木も神木として植栽(しょくさい)され、手厚く育まれたおかげで、今日のような巨樹になったものと考えられます。
これらのことから信達神社のナギの木は2003年1月31日大阪府天然記念物に指定を受けました。

大阪府指定天然記念物

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

泉南市埋蔵文化財センター
〒590-0505大阪府泉南市信達大苗代374番地の4
電話番号:072-483-6789
ファックス番号:072-483-7306​​​​​​​
e-mail:maibun@city.sennan.lg.jp

お問い合わせはこちらから