林昌寺の仏足石(りんしょうじのぶっそくせき)

泉南市信達岡中

 信達岡中(しんだちおかなか)、林昌寺(りんしょうじ)の境内にひっそりと「仏足石」(ぶっそくせき)が安置されています。大きな石の上にふたつの大きな足型が刻(きざ)まれており、むかって右足の方が古く中世につくらたもの、左側のものはやや新しく、後に追加されたもののようです。
 仏足石は釈迦(しゃか)の足型を刻んだといわれる石です。インドでは原始仏教(げんしぶっきょう)の時代から礼拝(れいはい)の対象(たいしょう)となっていました。日本には、唐(とう)を経(へ)て奈良時代に伝わってきました。奈良県薬師寺(やくしじ)にある仏足石は、唐の都長安(ちょうあん)、普光寺(ふこうじ)のものを写したもので、天平勝宝(てんぴょうしょうほう)5(753)年に刻まれた日本最古のものです。

(写真)林昌寺(りんしょうじ)の仏足石(ぶっそくせき)

このように古い歴史を持つ仏足石信仰(しんこう)も、わが国ではあまり盛んにはならず、全国的にも百あまりの例が知られるのみです。林昌寺に残された仏足石は貴重な文化遺産といえるでしょう。

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