講堂と回廊

(写真)復元された講堂
(写真)復元された回廊
(写真)講堂基壇に集まる小学生

僧侶(そうりょ)たちの学習の場である講堂(こうどう)は中心伽藍(がらん)の最も北側に建てられていました。今はご覧いただくことができませんが、講堂基壇(きだん)の下からは、瓦窯(がよう)や鍛冶炉(かじろ)などがみつかっています。
また中門(ちゅうもん)から始まる回廊(かいろう)は講堂の両側へととりつき、海会寺の中心伽藍を区画しています。
海会寺跡の建物の並べ方は法隆寺式(ほうりゅうじしき)伽藍配置(がらんはいち)と呼ばれ、奈良県法隆寺と同じものです。海会寺跡は法隆寺式伽藍配置を採用する古代寺院のうち、最古級のものであることがわかっています。

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