風水害(台風・大雨)に備えよう

風水害(台風・大雨)について

風水害とは、台風や大雨による外水氾濫、内水氾濫及び高潮で生じる浸水やそれに起因する災害を言います。

大雨時には、テレビやラジオ、インターネットなどさまざまな媒体から、気象情報を収集しましょう。また、ご家庭でも、いざというときに備えて、避難場所・避難経路・持ち出し品の確認をしましょう。

外水氾濫

(イラスト)外水氾濫

川の堤防が壊れたり、水位が上昇して水があふれるなどして、堤防の外へ流れ出すことをいいます。

内水氾濫

(イラスト)内水氾濫

水路や側溝などの川に排水されるべき水が、川に流れずあふれ出てくることをいいます。

高潮

台風などによる気圧の降下や強風により海面の高さが異常に上昇する現象をいいます。

台風

熱帯地方で発生する低気圧で風力8(風速17.2メートル毎秒)以上のものを「台風」、それ未満のものを「熱帯低気圧」と呼びます。

(イラスト)台風

一般に台風の進行方向に対し右半分の方で、強い風が吹きやすく、台風のコースに近い進行方向右側の地域では、暴風雨、高潮などに対して、より一層の警戒が必要です。一方、進行方向左側の地域は、特に大雨に対する警戒が必要となります。

台風の危険が​迫ったら

  1. 気象情報に常に注意をしておく。
  2. 早めに 浸水・台風対策をしておく。
    (下記リンクを参照)
  3. 停電に対する備えを確認しておく。
  4. 避難地や 非常持ち出し品を確認するなど、避難に備えておく。
    (下記リンクを参照)

台風・集中豪雨に対する心得

洪水や土砂災害は大雨が引き金となって発生します。泉南市から配布されている「総合防災マップ」を活用して、浸水する地域や危険な斜面や土石流の流れ出る危険性のある地域を知っておきましょう。

水位の確認

(イラスト)水位確認

浸水した場合、歩ける深さはひざの 高さまでです。その程度の深さになると無理をして移動せず、高所で救助を待ちましょう。

足元に注意

(イラスト)足元注意

浸水すると路面の状況がわかりません。そのような中、素足、長ぐつは危険です。ひもでしめられる運動靴を履き、棒を杖代わりにして安全を確認しましょう。

子ども、高齢者から目を離すな!

(イラスト)目を離さない

浸水箇所では自由が利かないため、力のない子どもや高齢者の移動は非常に危険です。はぐれないようお互いの身体をひもやロープなどでむすんで避難しましょう。

車での避難はNG

(イラスト)車は危険

道路や鉄道などが立体交差するアンダーパス(地下道)は真っ先に浸水してしまいます。車は、約30センチメートルの浸水で走行困難となりますので、車での避難は避けましょう。

地下室は危険

水圧でドアが開かなくなる、地上が冠水すると一気に水が流れ込むなど、地下室は危険です。すぐ地上へ避難しましょう。

(イラスト)地下室は危険です

雨量のめやす

大雨の時は雨量や周囲の現象に注意しましょう。また気象台が発表する注意報や警報にも注意が必要です。

1時間に5〜10ミリの雨

家の中ても雨の音がよく聞こえ、あちこちに水たまりができます。

1時間に10〜20ミリの雨

雨の音が大きくなって通常の会話が聞きとれず、地面一面に水たまりができます。

1時間に20〜30ミリの雨

どしゃぶりになり、道路の側溝や水路があふれるなどの被害が出ます。大雨に関する注意報が発令されることがあります。

1時間に30ミリをこえる雨

バケツをひっくり返したような激しい雨で、視界は著しく低下します。大雨に関する警報が発令され、周辺では大きな被害が予想されます。

河川情報について

泉南市には樫井川、新家川と男里川、金熊寺川が流れています。

河川には、危険度に合わせていくつかの水位が設定されており、一定の水位に到達した時、また到達することが予想された時には、「はん濫危険情報」などが大阪府から発表されます。

大阪府内の河川の水位・雨量・潮位等の情報が掲載されています。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課
危機管理係
〒590-0592大阪府泉南市樽井一丁目1番1号
電話番号:072-479-3601
ファックス番号:072-483-0325
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