泉南市JETプログラム~2024年の活動~
2025年1月23日
一丘小学校のジョブフェスタでCIRが翻訳体験を企画!
1月17日(金曜日)に一丘小学校で「ジョブフェスタ」というイベントが開催されました。数多くの企業や事業者に集まってもらい、子どもに約40種類の仕事やサービスを楽しく体験してもらうイベントでした。子どもが楽しみながら大人のように本格的な仕事に取り組み、社会の仕組みを知ることができる素敵な機会でした。
CIRのキリアンさんが子どもに英語の謎解きを教える様子
その仕事やサービスの中に私たち国際交流員(CIR)も参加させていただきました。最初はCIRのどの分野を選んで体験させればいいのか少々悩みました。CIRには就学前施設訪問や小中学校での国際交流や出前講座等、様々な業務があります。しかし、考えに考えた末、メンバー全員で翻訳体験をすることに決めました。
子どもが頑張ってCIRのヨウさんが作った中国語の謎解きをしている様子
英語、中国語、スペイン語の3か国語で謎解きをすることでおもちゃの爆弾の隠し場所を当てて時間内に爆発しないようにするという設定で楽しい体験を工夫しました。子どもたちは集中して考えながら謎解きのパズルを解き、隠し場所が示されている外国語の文章を日本語に翻訳することに夢中でした。ゲームをクリアした時に子どもから「めっちゃ楽しかった!」や「将来は翻訳をしてみたい」等の素敵な言葉をいただきました。子どもにもCIRにも非常に貴重な体験になったと思います!
CIRのカルロスさんのスペイン語の謎解きを頑張ってクリアしている子どもの様子
2024年10月15日
一丘小学校6年生が関西空港で外国人観光客にインタビューをしました!

ペルーのCIRのカルロスと一丘小学校6年生が国際線で観光客を探している様子
昨年と同じように、10月8日(火曜日)に一丘小学校の6年生が関西国際空港に行って、様々な国から来日した観光客に英語でインタビューをしました。インタビューの目標は実際に外国の方と英語で話し、インタビューの答えによって日本の魅力を知ることです。
当日に向けて、CIRと学校の先生のサポートで子どもが自分の質問を考えて、何度もCIRとインタビューのロールプレイをして、全力で練習してきました。そして、たくさんの人に気づいてもらえるように素敵な看板も作成しました。

一丘小学校の子どもたちが練習してきた英語の質問を頑張って伝えようとする様子
当日、インタビューをするのに1時間という短い時間しかありませんでしたが、グループに分かれた子どもたちはたくさんの観光客にインタビューをすることができました。緊張している子どもたちももちろんいましたし、インタビューをした観光客の母国語が英語にではない時もありましたが、CIRと先生のサポートがほとんどなくても子どもたちが自分から上手にインタビューをすることができました。
怖がらずに初対面の外国の方と英語で話してみるのは子どもたちの成長にとって非常に重要なことだと思います。これからも子どもたちの異文化意識がだんだん深まっていくことを心から願っています。
2024年9月11日
待ちに待った第2回JETまつり、無事大成功で終えることが出来ました!!
9月7日(土曜日)に泉南市総合福祉センター(あいぴあ泉南)で第2回JETまつりを開催しました。泉南市の外国語指導助手(ALT)と国際交流員(CIR)が協力して企画したこのイベントでは国際展示ブース、アクティビティ、アイテム、絵本等、色々用意しました。

ALTのモニークさんとメイシーさんが
アメリカ展示ブースの説明をしている様子

ALTのミリアムさんの
オーストラリア展示ブース
今回の国際展示ブースのテーマは「学校生活」でした。各JETメンバーはそれぞれ母国の学校の様子をカラフルなポスターや様々な工夫を通して紹介しました。アメリカの給食の事例やオーストラリアの学校で使うリュックサックの実物、イギリスの運動会で行うスポーツと競技の一覧等、たくさんの興味深い文化紹介がありました。参加者は各ブースのJETメンバーと楽しくおしゃべりをしながら、多文化について触れる素敵な機会になりました。

台湾系アメリカ人のALTジーニーさんが
子どもたちとランタンづくりをする様子

カナダALTのヘイリーさんが紙のビーバの
作り方を子どもたちに教える様子
参加者の大半は子どもだったので、国際展示ブース以外にもたくさんの楽しみを用意しておきました。
今年のJETまつりは各ブースに子どもができるアクティビティを考えました。紙人形に様々な国の伝統的な服と学校の制服を着せ替える工作や、ランタン作りや、箱の中身当てゲーム等を子どもに楽しく遊んでもらいました。
「JETどうぶつカード」と「JETまつり弁当箱」というアイテムを集めるアクティビティを準備して、各ブースに設置しました。「JETどうぶつカード」はカードゲームをイメージしたJETメンバーの国の代表的な動物を示すカードです。「JETまつり弁当箱」はJETメンバーの国の代表的なお弁当の食べ物のシールを集めて、紙のJETまつり弁当箱に集めたシールを入れて完成させるものです。子どもはこれらを全部集めるために必死に全ブースをめぐり、JETメンバーの先生たちと交流していました。
その他にも最後にたくさんのカードゲーム等を揃えた遊び場スペースと泉南市立図書館の絵本スペースも用意しました。幼児や小さいお子様連れの方々はこれらのスペースで子どもと遊んだり、絵本を読ませたり、その場で気に入った絵本を借りたりすることもできました。

フィリピンALTのステフさんが子どもに
ジープニーというフィリピンの
乗り物作りを紹介している様子

カナダALTのトリさんが英語の
挨拶を教える様子
今年もたくさんの泉南市民の方々に来場していただき、非常に感謝の気持ちでいっぱいです。その上、泉南市外の方も来てくださりびっくりしました。参加者の感想では、また同じようなイベントをしてほしいという声をたくさん聞きました。ゲームや工作があって子どもが大喜びし、「こんなイベントが無料ってすごい!」と話した子どももいました。その他、色々な国の人と交流できてとても嬉しかったと答えてくれた方もいました。参加者アンケートでは、記入してくれた全員がイベントについて高く評価してくださいました。
想像していたよりも遥かに素敵なイベントになり、大変うれしく思います。来年もこのようなイベントを開催できるよう頑張りますので、是非次回も楽しみにしてください!

オーストラリアALTのミリアムさんが箱の中当てゲームを子どもに教える様子

アメリカALTのジェイクさんと奥さんの
コレットさんが子どもにシールを配る様子

今年のJETメンバー参加者のみんなで集合写真
参加者からの感想
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子どもが、ゲーム、工作をとても楽しんでいて良かった。もっと早く行けば良かった。
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子ども達はとても楽しんで参加していたので、またこういうイベントがあれば参加したいです。
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泉南市にたくさんの外国の先生がいて、異文化を教えてくれる環境はありがたいです。
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色んな国のことやあそびなどとてもたのしかったです。
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また同じ内容のイベントがあったらうれしい!
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展示をいろいろ見せていただき勉強になりました。

表1:第2回JETまつりの参加者からの満足度
2024年8月8日
JETメンバーが新たに8名がやってきました!

7月に来日したロビー、メイシー、モニーク、レンデルです
7月にアメリカから3名とフィリピンから1名新たにJETメンバーがやってきました。
泉南市の小中学校にてALT(外国語指導助手)として勤務するため、アメリカから来てくれたモニーク・ミツコ・ボルジョワさんとメイシークリステル・マグビロ・オカンポさんとレンデル・シンシア・ウィリアムズさん、フィリピンから来てくれたロビー・ダグレ・パンディーニョさんです。
モニークさんは信達小学校、メイシーさんは雄信小学校、レンデルさんは信達中学校、ロビーさんは一丘中学校でALT(外国語指導助手)として勤務を開始しております。

ヘイリー、ジェイク、サミュエル、マックスの辞令交付式
そして、8月にイギリスから2名、カナダから1名、アメリカから1名新たにJETメンバーがやってきました。
泉南市の小中学校にてALT(外国語指導助手)として勤務するため、イギリスから来てくれたサミュエル・ベンジャミン・ラファエルさんとマックス・ジョン・カーティスさん、カナダから来てくれたヘイリー・マーガレット・メアリー・スウェインさん、アメリカから来てくれたジェイク・タイラー・コニッグさんです。
サミュエルさんは東小学校、マックスさんは新家東小学校、ヘイリーさんは砂川小学校、ジェイクさんは一丘中学校でALT(外国語指導助手)として勤務を開始しております。
2024年8月時点、CIR(国際交流員)4名、ALT(外国語指導助手)20名を任用しています。
各JETメンバーの配属先や出身国は、泉南市のJETメンバーのページをご覧ください。
2024年5月17日
フィリピン若手地方議員の方々が泉南市を訪れました!
昨年の4月に泉南市とフィリピンのダバオ市との姉妹都市提携が結ばれてから、泉南市はフィリピンとの交流を活発に行ってきました。そして今回、5月10日にフィリピンの若い議員の全国運動(NMYL)の議員はフィリピンと日本のガバナンス、リーダーシップ、政策開発、実施活動のさまざまなアプローチと課題を分析するために泉南市を訪れました。

CIRのカルロスがトゥゲガラオ市評議員のマージョリー・マーティン様のスピーチを日本語に通訳している様子
当日、フィリピンの若手地方議員以外に参加してくださったのが泉南市長と泉南市副市長と総務産業常任委員会の方々でした。そこでCIRのカルロスとキリアンがスピーチや質疑応答の通訳者として参加しました。

CIRのキリアンが泉南市長のスピーチを英語に通訳している様子
CIRのケントは泉南市とダバオ市の姉妹都市連携が結ばれてからの1年間の出来事についてプレゼンをしました。大変な仕事でしたが、さまざまな人に出会うことができてとても貴重な経験となりました。これからもフィリピンとの交流が増えるといいですね!

CIRのケントが泉南市とダバオ市が姉妹都市提携が結ばれてからの1年間の出来事についてプレゼンしている様子
2024年4月1日
くすのき幼稚園と浜保育所で「THE CIR」が演奏をしました!
2月29日にくすのき幼稚園、3月13日に浜保育所で卒園する年長さんのために音楽の演奏をしました!キリアンはギタリストで、カルロス、ケント、ヨウの3人でボーカリストを一生懸命頑張りました!バンド名は「THE CIR」です。

くすのき幼稚園のお別れ会の「THE CIR」演奏の様子
くすのき幼稚園で演奏が決まってから、子どもたちにどんな曲を聞きたいか幼稚園でリクエストを募りました。お別れ会の日がやって来て、子どもたちが大好きな曲ばかりだったので一緒に歌ってくれました。「旅立ち」というメンデルスゾーンの曲に、ヨウがお別れの季節に合った歌詞を作ってつけてみんなでアカペラで歌いました。CIRも先生のみなさんも感動して泣きそうになっていました。

浜保育所のお別れ会の演奏の様子
浜保育所の時は子どもたちにサプライズの形で行くことにしました。当日、子どもたちが遊戯室に集まるとそこにCIRがいるのを見てびっくりしていました。
みんなの大好きな曲を演奏したり、「幸せなら手をたたこう」を4か国語で一緒に歌ったりして子どもたちがとても楽しそうにしていました。
最後に、小学校に行ってもCIRが遊びに行くからまた会えることを伝えたら、「やった!遊びに来てね!」や「忘れないでね」などの素敵な言葉をもらいました。

JETプログラムとは、語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業です。(JETプログラムのwebページより)
泉南市JETサポートボランティアについて
JETメンバーが泉南市で暮らすうえで言語の問題や様々な困難に出会ったとき、必要な支援や情報提供をしてくださるJETサポートボランティアを募集しています。
この記事に関するお問い合わせ先
人権国際教育課
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ファックス番号:072-483-7306
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