ハスいっぱいプロジェクト
「かつてハスの花(軒丸瓦)でいっぱいだった海会寺を、ふたたびハスの花でいっぱいに!」を目標にした取り組みです。市民の皆様の参加も大歓迎です。
なぜハスの花?
埋蔵文化財センターに隣接する国史跡海会寺跡。発掘調査の結果、飛鳥時代の国内屈指の寺院跡であることがわかりました。海会寺の軒丸瓦のデザインはハスの花。当時はハス(の模様の軒丸瓦)でいっぱいだった海会寺を、ふたたびハスの花でいっぱいにしよう!を目標にしています。
栽培するのは古代ハスとして知られている「大賀ハス」の子供たち(大賀ハスの子世代のレンコン)。約2千年前の地層から見つかったとされるものです。レンコンが特産の徳島県板野郡板野町にある徳島県立埋蔵文化財センターから譲ってもらったものです。
まいぶんのハス成長記(令和6年4月~)
8月16日(金曜日)
お盆が過ぎました。現在のまいぶんのハスの鉢の状態です。
ハスの花も全部散ってしまいました。もうまいぶんのハスのシーズンも終わりが近づいてきました。
8月5日(月曜日)
8月になりました。そろそろハスの花のシーズンも終わりですが、まだ咲いている花もあります。
7月16日(火曜日)
散った花とこれから咲く花
新しいつぼみもまだまだあります。
7月8日(月曜日)
まだまだつぼみはたくさん。
空にハスの花が映えます。
7月1日(月曜日)
たくさん花が咲くと、たくさん散るものです。
ラーメンを食べるときスープを飲むのに使うチリレンゲは、散ったハスの花に由来します。確かに形は似ていますね。
もちろん花もまだ咲いていますよ。
6月28日(金曜日)
雨のハスもいいものです!ハスの葉は水をよく弾きます。ぜひ観察してみてください。
6月27日(木曜日)
まだまだ次々と花が咲いています!
6月25日(火曜日)
次々と花が咲いています
6月21日(金曜日)
最初の果托(かたく)発見!
ハスの花は開花から4日ほどで散ってしまいます。散った後は花托(花の土台部分)だけになります。この状態を果托と言います。このあと種が育っていきます。
散ったハスもありますが、つぼみはまだまだたくさんあります。これからたくさん花が咲くことでしょう。
6月17日(月曜日)
ついに最初の花が咲きました!
見つけたのが月曜日だったので、もしかしたら土日の間に咲いていたのかも?
ハスの花は朝早くに咲いて、昼に閉じます。ご覧になられる場合は朝の方が見頃ですよ。
6月12日(水曜日)
つぼみも育っています。そして数も増えてきました。
さらにハスの隣ではアジサイが咲いています!
6月3日(月曜日)
小さいながらもつぼみがつきました!
5月22日(水曜日)
葉も立ち始めました。
4月30日(火曜日)
葉も広がり始めました。
4月18日(木曜日)
植え替えから1週間が経ち、鉢から芽が出始めています。
ハスの植え替えをしました!
4月10日(水曜日)に埋蔵文化財センターにて古代ハスの植替えを行いました。
まずは水を捨てて運びますが、それでも鉢は重いです。台車に乗せて、向こうに見える駐車場に鉢を運びます。
駐車場の植え込みに古い土を捨てます。鉢をひっくり返すのも一苦労。そしてレンコンを取り出したのちに、新しい土に入れ替えます。土を入れるとやっぱり重いです。
鉢を並べたのちにレンコンを株分けしました。
株分けしたレンコンを土に埋めます。深く掘って埋めます。
最後に鉢を水を張ります。芽が出始めると水も満タンに入れます。早く芽がでますように。
朝10時から始まった作業は、生涯学習課・埋蔵文化財センターの職員だけでなく、市民のボランティアの方など、総勢11名で作業を行い、1時間半ほどで植替えは完了しました。今年は多くの方に参加いただけたこともあり、予想よりも早く終わることができました。参加していただいた皆様、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。また、皆様で植えたハスが育つのか、見守ってくださると幸いです。今年もきれいに咲きますように。
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