R7ハスいっぱいプロジェクト
「かつてハスの花(軒丸瓦)でいっぱいだった海会寺を、ふたたびハスの花でいっぱいに!」を目標にした取組です。市民の皆様の参加も大歓迎です。
なぜハスの花?
埋蔵文化財センターに隣接する国史跡海会寺跡。発掘調査の結果、飛鳥時代の国内屈指の寺院跡であることがわかりました。海会寺の軒丸瓦のデザインはハスの花。当時はハス(の模様の軒丸瓦)でいっぱいだった海会寺を、ふたたびハスの花でいっぱいにしよう!を目標にしています。
栽培するのは古代ハスとして知られている「大賀ハス」の子供たち(大賀ハスの子世代のレンコン)。約2千年前の地層から見つかったとされるものです。レンコンが特産の徳島県板野郡板野町にある徳島県立埋蔵文化財センターから譲ってもらったものです。
まいぶんのハス成長記(令和7年4月~)
5月23日(金曜日)
葉も立ち始めました。鉢の中も少しずつ賑やかになっています。
あじさいも咲き始めました!
5月12日(月曜日)
ついにすべての鉢から芽が出ました!少しずつですが芽も増えています!
4月25日(金曜日)
さらに多くの鉢から芽が出てきています。そして葉も開きつつあります。今年も元気に育ってほしいものです。
4月21日(月曜日)
芽が出ているのを発見!見つけたが月曜日の朝なので、もしかして週末の間に芽が出ていたかも?半分くらいの鉢から芽が出ていました。
ハスの植え替えを行いました!
4月9日(水曜日)に埋蔵文化財センターにて古代ハスの植替えを行いました。
まずは水を捨てて運びますが、それでも鉢は重いです。台車に乗せて鉢を運びます。
駐車場の植え込みに古い土を捨てます。鉢をひっくり返すのも一苦労。そしてレンコンを取り出したのちに、新しい土に入れ替えます。土を入れるとやっぱり重いです。
新しく土を入れた鉢を並べます。重いです。
土から取り出したレンコンです。これを株分けしながら土に埋めます。深く掘って埋めます。
最後に鉢を水を張ります。芽が出始めると水も満タンに入れます。早く芽がでますように。
朝10時から始まった作業は、生涯学習課・埋蔵文化財センターの職員だけでなく、市民のボランティアの方など、総勢13名で作業を行い、1時間半ほどで植替えは完了しました。また参加していただいた方には、ハスの植え替えだけでなく植え込みの草抜きも行ってくださいました。ありがとうございました。
昨年は大変多くの花が咲きました。今年も皆様で植えたハスが育つのか、見守ってくださると幸いです。今年もきれいに咲きますように。そして改めまして、ありがとうございました。
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