令和5年度なるにっこ認定こども園献立予定表

3月の献立予定表

じょうぶな骨を作ろう

からだを支えるためには、じょうぶな骨が必要です。骨をじょうぶにするために、成長期である今の時期にしっかりとカルシウムを摂ることが大切です。カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品や、ひじき、納豆、小魚、青菜などに含まれています。ひじきは煮物や炊き込みご飯にしたり、小魚(しらす)はご飯や卵焼きなどに混ぜたり、青菜は汁物に足したり、少し意識することで手軽に食べることができます。

また、カルシウムを吸収するためにはビタミンDが必要です。ビタミンDは食材ならきのこや魚などに含まれますが、日光を浴びることで作られます。骨を強くするためには、運動も必要なので屋外で元気に活動して、じょうぶな骨を作りましょう!

2月の献立予定表

節分と恵方

節分とは、季節を分ける日のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日ですが、立春を一年の始まりと考え、節分行事などが立春の前日に行われるようになりました。今年は、2月3日が節分となります。

節分には、悪いことや厄を鬼にたとえ、豆まきをして追い払ったり、イワシの頭やヒイラギを飾り、臭いや葉のトゲで侵入を防いだりし、一年の健康や幸せを願います。また、関西から広まった風習で、その年に縁起が良いとされている方角である恵方(今年は東北東です)を向いて、心の中で願いごとを思い浮かべながら、恵方巻(巻き寿司)をしゃべらずに食べきると良いと言われています。海苔は噛み切りにくく、喉に詰まりやすいため気を付けてください。

節分豆に気を付けよう

節分に使用する炒大豆は、子どもたちにとって注意しないといけない食べ物です。喉に詰まると、水分を含み窒息の原因となります。硬い豆やナッツは5歳以下の子どもは控えてください。落ちた豆をうっかり口に入れると危険なので、小袋に入っているものを使うと良いです。

1月の献立予定表

七草がゆを食べよう

1月7日の朝に春の七草が入った七草粥を食べることで、1年を無病息災で過ごせると言われています。また、お正月におせち料理やお雑煮などを食べて疲れた胃腸を休めてあげるためとも言われています。春の七草とは、「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな(かぶ)」「すずしろ(だいこん)」です。冬に不足しがちなビタミンなどの栄養も補給でき、だいこんなどは、消化にも良いです。

まだまだ寒い日が続くので、お粥で温まりましょう!

お餅での窒息に気を付けよう

お雑煮や鏡餅など、1月はお餅を食べる機会が多くなります。その分、窒息事故が多くなっています。小さく一口分に切って、飲み物と一緒にあげてください。ゆっくりよく噛んで、座って食べているか注意してあげてください。

12月の献立予定表

冬至とかぼちゃ

冬至とは、一年で一番夜が長く昼が短い日のことで、今年は12月22日です。この日から少しずつ昼が長くなりますが、寒さはこれから増してきます。

冬の寒さに負けないように、この日にかぼちゃを食べ、ゆず湯につかると良いと言われています。

かぼちゃは、緑黄色野菜の少ない冬の大切な栄養源です。夏に採れる野菜が体を冷やしてくれたように、冬に採れる野菜は体を温めてくれます。

また、冬至に「ん」のつく食べ物を食べると、運がつくと言われています。れんこん、にんじん、きんかん、なんきん(かぼちゃ)、うんどん(うどん)などがあります。

冬の食材で体を温めながら、冬を乗り切りましょう!

11月の献立予定表

Let's!和ごはん

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、10年になります。海に囲まれた温暖な気候の日本には、地域ごとに多くの新鮮な食材と、その味わいをいかす調理の知恵(技術・道具)があります。海ではサンマやタイ、アジ、イワシ、カツオなどの魚や、海藻や貝などの新鮮な海産物が豊富です。また南北に長い地形では、じゃがいも、大根、小松菜、さつまいも等の数多くの農産物が収穫されています。和食はこうしたかけがえのない食材から生まれた大切な食文化です。

ごはんを中心に汁物、おかず、漬物を組み合わせた和食は栄養バランスがよく、海産物の「だし」や発酵食品(みそ・しょうゆ等)を上手に使いながら、健康に役立っています。おうちでも「だし」を使った和食を楽しんでみてください。

「和食の日」

11月24日は和食文化国民会議が定めた「和食の日」です。日本の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが和食文化について認識を深め、その大切さを 再認識するきっかけの日となっていくよう願いが込められています。

10月の献立予定表

お米を味わおう!

暑さも少し落ち着き、新米の季節がやってきました。米は北海道から沖縄までその土地に合った種類が栽培されています。有名な「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」から、「森のくまさん」や「青天の霹靂」などの面白い名前のものがあります。園では、時期によって違いますが今は「ハナエチゼン」や「きぬむすめ」を使用しています。

ご飯は、小麦粉から作られたパンや麺より、消化や吸収がゆっくりです。そのため、腹持ちがよく活動に必要なエネルギーを効率よく摂取できます。お米には、エネルギー源となる炭水化物やたんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラル、食物繊維なども豊富に含まれています。味が淡泊なためいろいろな料理とも合わせやすいです。

新米がおいしい季節にぜひ味わってください。

目に良い食べ物ってなぁに?

10月10日は目の愛護デーです。目に良い食べ物は、ビタミンAやCを多く含む緑黄色野菜や、ビタミンB1を多く含む豚肉・豆腐、ビタミンCを多く含む果物などです。魚に多く含まれるDHAなどもあります。

9月の献立予定表

ローリングストックをしよう!

9月1日は関東大震災が起こった日で、台風シーズンでもあることから「防災の日」とされています。今年も大きな台風が関西を直撃しています。この機会に非常食や備蓄など防災について考えてみましょう。

非常食に特別なものを用意すると、賞味期限が切れてしまい、いざという時に食べることが出来なくなります。そこで今推奨されているのが、ローリングストックです。ローリングストックとは、普段食べている食品や使用している日用品などを少し多めに買い置きして、使ったらその分を買い足して備蓄することです。缶詰や乾物、米などの常温で保管でき、賞味期限の長い食品はローリングストックしやすいです。

また、非常時には精神的に不安定になるため、日頃から食べ慣れている食品の方が子どもたちも食べやすいです。備蓄は最低でも3日分、できれば1週間分と言われています。日常の食品や日用品など今出来ることから見直してみましょう!

9月29日は中秋の名月です

旧暦の8月15日に出る月のことを「中秋の名月」や「十五夜」と言います。今年は、9月29日がこの日にあたります。秋の収穫を喜び感謝します。今年はちょうど満月になるので、月を眺めてみてください。

8月の献立予定表

暑い夏を乗り切ろう

梅雨も明け暑い夏がやってきました。暑さで食欲がなくなり、食事量が減ってしまうなど生活リズムを崩しやすい季節となりました。夏バテせずに元気に夏を過ごすため、食の面からも気を付けましょう!

・暑いからと冷たい飲み物や食べ物ばかりでは、胃腸に負担がかかり更に食欲がなくなります。

・食べやすいからと麺類だけの食事は、炭水化物だけになってしまいます。たんぱく質(肉や魚や豆腐)や、ビタミン類(野菜や果物)には、疲労回復やエネルギーを作る効果があるため、バランスよく食べましょう!

・暑さで眠れなくても、朝ごはんを食べてからだをリセットし、規則正しい生活をしましょう!

・カレー粉や土しょうが、レモンなどの柑橘類を使うことで食欲増進につながります。

・夏野菜はからだを中から冷やしてくれます。彩りが良く旬の夏野菜は栄養価も高いので、積極的に取り入れましょう!

・熱中症予防にこまめな水分補給を心掛けましょう!

7月の献立予定表

水分補給をしよう!

梅雨が明け夏も本番になると、一気に暑くなりたくさん汗をかくようになります。子どものからだの水分割合は70~80%といわれています。のどが渇いたと感じるときには、既に水分が不足しているため、こまめな水分補給を心掛けましょう。また、夏に旬を迎える野菜は、水分をたくさん含み、からだを冷やしてくれる効果があります。普段の食事に取り入れましょう。

~水分補給に適しているのは?~

麦茶…少し汗をかいた時や熱中症の予防

水…汗をかいていない時

スポーツドリンク…汗をかいた時。糖分が多いため、飲みすぎには注意しましょう。

経口補水液…大量の汗をかき、脱水症状がみられる時

牛乳やジュース…糖分やエネルギーを多く含むため、水分補給には適していません。

6月の献立予定表

おうちでやろう!食中毒予防

暖かくなり雨が続くと、細菌の動きが活発になります。食中毒を予防するためには、細菌をつけない・増やさないやっつけることが大切です。

・おうちで出来る食中毒予防ポイント

1.生鮮食品(肉や魚など)は購入後すぐに冷蔵後へ入れる

2.肉や魚は、汁がもれないように注意する

3.肉や魚を切った調理器具を、生で食べるものに使わない

4.しっかりと加熱する

5.食材を触る前に手洗いを徹底する

6.すぐに食べない時は、素早く冷まして冷蔵庫へ入れる

手洗いや食材の取扱い、温度管理、加熱調理など、おうちでも衛生管理に気を付けて、子どもたちのおなかを守りましょう!

5月の献立予定表

目覚ましスイッチ!朝ごはん!

泉南市の食育の取り組みとして「朝ごはん」の摂取率を上げるためのキャッチコピーです。

朝ごはんを食べよう

朝ごはんは一日の始まりの食事です。人間のからだは、朝ごはんを食べることや、朝の光を浴びることで目覚めます。朝ごはんを食べることで、体温が上がり、脳に栄養が届き、排便のリズムもつくため、生活リズムが整ってきます。

一度にたくさん食べることが出来ない乳幼児は一回の食事がとても大切です。まずは、食べる時間を作り、少しずつでも食べる習慣をつけましょう。慣れてきたら、ごはんにお味噌汁、夕飯の残りや納豆や目玉焼き(アレルギーがある場合は気を付けてください)を追加してみましょう。

4月の献立予定表

園での食事

泉南市の公立認定こども園では年に2回、入園している子どもたちの身長・体重などから栄養目標量を決定し、1か月の平均が目標量に近づくように献立を立てています。
子どもたちの健康を考え、味付けをうすくしています。加工食品や冷凍食品もほとんど使っていません。おうちの食事も、できる限りうす味を心がけてください。

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